【2026年9月17日】バドミントン情報|ナコーンサワン国際で松本紗季が第4シード撃破、日本勢4戦全勝でベスト16へ
2026年9月17日(木)のバドミントン情報です。この記事はバドミントンの試合結果や話題を毎日更新でお届けしています。今日の中心は、タイで行われているナコーンサワンインターナショナルシリーズ2026の3日目。女子シングルスの松本紗季選手が第4シードのテッ・タ・トゥザー選手(ミャンマー)をファイナルゲームの末に破る大金星をあげ、浅野真央選手も第10シードを撃破。男子シングルスの岩野滉也選手、男子ダブルスの井上誠也/木田悠斗組も勝って、日本勢はこの日のシングルス・ダブルス4試合すべてに勝ってベスト16に進みました。あわせて、19日に決まるアジア競技大会の団体戦ドローと日本のシード、週末に始まる全日本ジュニアの予定、そしてゴーセンが発表したグロメットレスの新ラケット「ZeeQ(ジーク)」の情報もまとめます。
ナコーンサワンインターナショナルシリーズ2026 3日目|松本紗季が第4シード撃破、日本勢は4戦全勝でベスト16
ナコーンサワンインターナショナルシリーズ2026(タイ・ナコーンサワン県、9月15日〜20日、賞金総額1万ドル)は3日目を迎え、各種目の3回戦(ラウンド32)が行われました。日本からは男子シングルスの岩野滉也選手(日立情報通信エンジニアリング)、女子シングルスの松本紗季選手(柳井商工高校)と浅野真央選手(青森山田高校)、男子ダブルスの井上誠也/木田悠斗組(日立情報通信エンジニアリング)が登場し、全員が勝ってベスト16入り。特に高校生2人が、この大会の第4シードと第10シードを立て続けに破ったのは大きなニュースです。
◎日本勢の結果(9月17日・3回戦)
- 女子S:松本紗季 ○ 21-18, 21-23, 21-14 テッ・タ・トゥザー(ミャンマー/第4シード撃破)
- 女子S:浅野真央 ○ 21-13, 21-13 Carine Tee(マレーシア/第10シード撃破)
- 男子S:岩野滉也 ○ 21-14, 16-21, 21-18 イ・ジュヒョン(韓国)
- 男子D:井上誠也/木田悠斗(第6シード) ○ 21-16, 22-20 Songpon Sae-Ma/Nontakorn Thong-On(タイ)
松本紗季選手が破ったテッ・タ・トゥザー選手は世界ランキング140位(大会エントリー時点)で、ミャンマーのトップ選手として国際大会を長く戦ってきた実力者。第1ゲームを21-18で先取したあと、第2ゲームはデュースの末に21-23で落としましたが、ファイナルゲームは21-14と一気に突き放しました。世界ランキングをまだ持っていない高校生が、シード選手を57分の熱戦で退けた形です。浅野真央選手は世界ランキング261位で第10シードのCarine Tee選手を相手に、2ゲームとも13点しか許さない完勝。3日間で許した最多得点が16点という安定ぶりで、勢いに乗っています。
男子シングルスの岩野滉也選手は、初日のファイナル27-25に続いてこの日も1時間の3ゲームマッチ。第2ゲームを落としたあと、ファイナルゲームを21-18で取り切って3日連続の勝利です。男子ダブルスの井上誠也/木田悠斗組は第6シードとしてこの日が初戦で、第2ゲームは20-20のデュースにもつれましたが22-20で締めてストレート勝ち。女子ダブルスの浅野真央/松本紗季組はPichamon Phatcharaphisutsin/Atitaya Povanon組(タイ)との初戦が17日夜(現地時間19時以降)に組まれていて、この記事を書いている時点ではまだ試合前です。ダブルスの結果は明日の記事でお伝えします。
◎18日の次戦カード(ラウンド16)
- 女子S:松本紗季 vs Yu Wan Yun(チャイニーズタイペイ)
- 女子S:浅野真央 vs Kungkaew Kakanik(タイ)
- 男子S:岩野滉也 vs Pat Ngadsanthia(タイ)
- 男子D:井上誠也/木田悠斗 vs チェ・ギドン/コ・セヨン(韓国)
女子シングルスは、松本紗季選手が上半分、浅野真央選手が下半分のドローに入っているので、2人がこのまま勝ち上がれば決勝で日本人対決という夢のような展開もあります。18日の試合時間は本記事の時点ではまだ発表されていないので、明日の記事で結果とあわせてお伝えします。
アジア競技大会の団体戦ドローは19日に決定|日本は女子第2シード・男子第4シード
愛知・名古屋で開かれるアジア競技大会のバドミントン競技は、9月20日(日)から団体戦が始まります。気になる対戦の組み合わせは、ベトナム紙ラオドンの報道によると、団体戦(男子・女子)のドローが開会式当日の9月19日、個人5種目のドローが9月24日に行われる予定です。16日の時点でBWFの大会ページにも組み合わせは出ていなかったので、発表は開幕直前になりそうです。
シードはアジアバドミントン連盟が公開したシードチャート(9月8日付の世界ランキングに基づく)で決まっていて、女子団体は第1シードが中国、第2シードが日本、第3シードが韓国、第4シードがチャイニーズタイペイ。男子団体は第1シードがインドネシア、第2シードが中国、第3シードがチャイニーズタイペイ、第4シードが日本です。団体戦はトーナメント方式で、女子は20日に1回戦が始まり、男子は21日から。決勝はともに24日です。第1シードと第2シードは決勝まで当たらない配置になるので、日本女子が中国と戦うとすれば決勝、日本男子は第4シードとして上位シードのどこかと準決勝で当たる可能性が高い組み合わせになります。
日本代表は男女それぞれ10名で、女子は山口茜選手・宮崎友花選手・奥原希望選手・郡司莉子選手のシングルス陣に、福島由紀/松本麻佑組、中西貴映/岩永鈴組などのダブルス陣。男子は奈良岡功大選手・西本拳太選手・田中湧士選手・渡邉航貴選手に、保木卓朗/小林優吾組、熊谷翔/西大輝組といった顔ぶれです。メンバーの詳細や日程はアジア競技大会2026 バドミントンのまとめ記事にまとめているので、19日にドローが出たらそちらにも反映します。
全日本ジュニアは19日開幕|20日からBAJ公式YouTubeで配信
アジア競技大会と同じ9月19日(土)からは、群馬・前橋市のALSOKぐんまアリーナでノアインドアステージ 第45回全日本ジュニアバドミントン選手権大会が始まります(〜23日)。ジュニア(18歳未満)とジュニア新人(中学2年以下)の2部門で、20日(日)午後からと21日〜23日の9時30分からは、BAJ公式YouTubeで複数コートの同時配信が予定されています。アジアジュニアU17&U15でメダルを取った沖本愛音選手・平嶋天嘉選手・舛田舞羽選手や、ナコーンサワンで戦っている松本紗季選手・浅野真央選手と同じ世代の選手がどんな試合を見せるか、アジア大会の団体戦と並行して追いかけたいところです。石川・白山市では日本スポーツマスターズ2026(19日〜21日)も同時に開催されます。
ゴーセンがグロメットレスの新ラケット「ZeeQ(ジーク)」を発表|07と08の2モデル、10月発売予定
用具の話題をひとつ。ゴーセンが9月15日、バドミントンラケットの新シリーズ「ZeeQ(ジーク)」を公式サイトで発表しました。最大の特徴は、どのラケットにも当たり前についているグロメット(ガット穴のプラスチック部品)をなくした「グロメットレス構造」。ゴーセンによると、グロメットはフレームやガットを守る一方で、振り抜きの抵抗と打感の鈍さの原因にもなっていたそうで、「無駄を極限まで減らし、より速く、より鋭く」という高速ラリー時代のコンセプトからあえて外したとのこと。ガットがフレーム内部に収まる「STREAM GROOVE」で空気抵抗を減らし、クッション材がなくなった分の反発性でフレーム厚を10.0mmの薄型に抑えたとしています。フレーム内部にはEVAを入れて振動を吸収する「FEEL CORE FRAME」、カーボンは三菱ケミカルのパイロフィルを全面採用です。
◎ZeeQシリーズのラインナップ(ゴーセン公式の仕様より)
- ZeeQ 07(BRZQ07):5U6・79g±1・推奨テンション20〜28ポンド・ホワイト・バランスはイーブン寄り・税込30,800円(フレーム価格・ソフトケース付き)。対象は中級〜上級
- ZeeQ 08(BRZQ08):4U6・81g±1・推奨テンション20〜30ポンド・ブラック・ややトップヘビー・税込31,900円(同)。対象は男子中級〜上級、女子上級
- 共通:全長675mm、ストリングパターン22×21、フェイス面積55平方インチ、三菱ケミカル製PYROFIL M30+EVA、打球感は標準、台湾製
発売は公式発表では「10月を予定」で、ラケットショップの先行予約では9月末発売として受け付けが始まっています。グロメットがないラケットは、ガット張りの際にフレームの穴で直接ガットが折り返す形になるので、張り替えのたびに削れないか、耐久性がどうかは気になるところ。実際に打った人の声が出てきたらこの記事でも追いかけます。ゴーセンの現行ラケットがどんな顔ぶれで、ZeeQがどこに位置づくかはゴーセン バドミントンラケット現行ラインナップ一覧と合わせて見てもらうと分かりやすいと思います。
バドミントン トピックまとめ(9/17)
- ナコーンサワンインターナショナルシリーズ2026の3回戦で、女子シングルスの松本紗季選手が第4シードのテッ・タ・トゥザー選手を21-18, 21-23, 21-14で撃破。浅野真央選手も第10シードを21-13, 21-13で破り、岩野滉也選手、井上誠也/木田悠斗組も勝って日本勢は4戦全勝でベスト16に進みました。
- 18日のラウンド16は、松本紗季 vs Yu Wan Yun(チャイニーズタイペイ)、浅野真央 vs Kungkaew Kakanik(タイ)、岩野滉也 vs Pat Ngadsanthia(タイ)、井上誠也/木田悠斗 vs チェ・ギドン/コ・セヨン(韓国)。女子ダブルスの浅野真央/松本紗季組は17日夜に初戦を迎えます。
- アジア競技大会の団体戦ドローは9月19日、個人戦ドローは9月24日に実施予定。日本は女子第2シード(第1シードは中国)、男子第4シード(第1シードはインドネシア)で、女子は20日、男子は21日に1回戦が始まり決勝はともに24日。同じ19日からは第45回全日本ジュニア(群馬、20日午後から順次BAJ公式YouTubeで配信)と日本スポーツマスターズ2026(石川)も開幕します。
- ゴーセンがグロメットレス構造の新ラケット「ZeeQ(ジーク)」を発表。5U・79gのZeeQ 07(税込30,800円)と4U・81gのZeeQ 08(税込31,900円)の2モデルで、公式では10月発売予定、ショップでは9月末発売として先行予約が始まっています。
参考ソース(情報元)
- BWF公式|TOYOTA Nakhon Sawan International Series 2026 結果(9月17日)
- BWF公式|TOYOTA Nakhon Sawan International Series 2026 ドロー(ラウンド16の組み合わせ)
- BWF公式|TOYOTA Nakhon Sawan International Series 2026 出場選手・世界ランキング
- アジアバドミントン連盟|20th Asian Games Aichi-Nagoya 2026 団体戦シードチャート(PDF)
- Lao Dong|アジア大会バドミントンのドロー日程(団体戦19日・個人戦24日)
- ゴーセン|バドミントンラケット新製品「ZeeQ」シリーズのご案内(2026年9月15日)
- ゴーセン|ZeeQ(ジーク)特設ページ・製品仕様
- 日本バドミントン協会|9月放送スケジュール更新(全日本ジュニア配信予定)
- 前日のバドミントン情報|ナコーンサワン国際で岩野滉也が第12シード撃破、松本紗季・浅野真央も3回戦へ
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