【2026年9月9日】バドミントン情報|全日本社会人最終日 秦野陸が初優勝、山北奈緒・眞緒が姉妹そろって栄冠
2026年9月9日(水)のバドミントン情報です。この記事はバドミントンの試合結果や話題を毎日更新でお届けしています。長野市のホワイトリングで行われていた第69回全日本社会人バドミントン選手権大会は最終日。5種目の準決勝・決勝が行われ、6日間の戦いが幕を閉じました。男子シングルスは秦野陸選手が悲願の初優勝、そして女子ダブルスと混合ダブルスでは山北奈緒選手・眞緒選手の姉妹がそろって頂点に立っています。
男子シングルスは秦野陸選手が初優勝|武井凛生選手を逆転で下す
- 男子S準決勝:武井凛生選手(NTT東日本・第1シード) ○ 15-9、15-10(大林拓真選手/トナミ運輸)
- 男子S準決勝:秦野陸選手(トナミ運輸) ○ 15-6、15-7(草ノ瀬悠生選手/トナミ運輸=チーム内対決を完勝)
- 男子S決勝:秦野陸選手 ○ 9-15、15-7、15-12(武井凛生選手=第1ゲームを落としてからの逆転優勝)
決勝は第1ゲームを9-15で落とす苦しい立ち上がりでしたが、第2ゲームを15-7で取り返し、ファイナルゲームは10オールから4連続得点。長身から打ち下ろすストレートスマッシュで流れを引き寄せ、15-12で逃げ切りました。
秦野陸選手はこの大会で長く悔しい思いをしてきた選手です。2022年は決勝で大林拓真選手に敗れて準優勝、2024年は準決勝で高橋洸士選手に敗れて3位と、あと一歩が届きませんでした。今回は6回戦が桃田賢斗選手の棄権による不戦勝という、少し不思議な流れからの頂点。試合後は「絶対に金メダルを持ち帰りたい気持ちを、大会が始まる前からずっと持っていた」と笑顔で振り返っています。
女子シングルスは髙橋明日香選手が4年ぶり2度目の優勝
- 女子S準決勝:砂川温香選手(BIPROGY) ○ 15-8、17-15(坂井叶選手/BIPROGY=チーム内対決)
- 女子S準決勝:髙橋明日香選手(ヨネックス) ○ 15-6、15-13(古川佳奈選手/岐阜Bluvic)
- 女子S決勝:髙橋明日香選手 ○ 9-15、17-15、15-7(砂川温香選手=逆転で4年ぶり2度目の優勝)
髙橋明日香選手は昨年冬のけがから戻ってきたばかりで、6月の全日本実業団を経てようやく本格的に調子を取り戻してきたところでした。決勝は第1ゲームを落としたあと、第2ゲームを17-15の延長で競り勝って流れを変え、ファイナルゲームは15-7で押し切っています。本人は「全日本総合になると日本代表も出てくる。初戦から強い相手と当たることが多いので、一発勝負で勝てるように準備しないといけない」と、早くも12月を見据えていました。
山北奈緒選手・眞緒選手の姉妹がそろって優勝|女子ダブルスと混合ダブルス
◎女子ダブルスの結果(2026年9月9日)
- 女子D準決勝:清瀬璃子選手/原菜那子選手(岐阜Bluvic) ○ 10-15、16-14、15-12(金廣美希選手/木山琉聖選手/再春館製薬所=逆転)
- 女子D準決勝:鈴木陽向選手/山北奈緒選手(NTT東日本・第2シード) ○ 15-10、13-15、15-6(新見桃芭選手/相磯美心選手/広島ガス)
- 女子D決勝:鈴木陽向選手/山北奈緒選手 ○ 15-11、10-15、16-14(清瀬璃子選手/原菜那子選手=最終ゲーム16-14の接戦を制して初優勝)
◎混合ダブルスの結果(2026年9月9日)
- 混合D準決勝:滝口友士選手(豊田通商)/松友美佐紀選手(東京都協会・第1シード) ○ 15-9、16-14(小川航汰選手/倉島美咲選手/ジェイテクト・ACT SAIKYO)
- 混合D準決勝:中静悠斗選手/山北眞緒選手(NTT東日本) ○ 15-8、15-5(佐野大輔選手/加藤佑奈選手/ジェイテクト・再春館製薬所)
- 混合D決勝:中静悠斗選手/山北眞緒選手 ○ 11-15、15-13、15-8(滝口友士選手/松友美佐紀選手=逆転で初優勝)
この日いちばんの話題が、山北姉妹のそろい踏みです。姉の山北奈緒選手が鈴木陽向選手と組んで女子ダブルスを制し、妹の山北眞緒選手は中静悠斗選手と組んで混合ダブルスで初優勝。眞緒選手は「姉が結果を残して、自分は残せていないことが多かった。しっかり、2人で優勝できてうれしいです」とコメントし、奈緒選手も「2人とも優勝をめざして頑張っていたので、ともに優勝できて、すごくうれしい」と喜んでいました。
女子ダブルスは、第1シードの髙橋美優選手/中出すみれ選手が中国マスターズ遠征のため欠場しており、第2シードの鈴木選手/山北選手が優勝候補の筆頭という位置づけでした。その重圧のなかで決勝は最終ゲーム16-14。鈴木選手が「最後はすごく劣勢だったので、勝ったのかも分からないくらい」と話すほどの紙一重の内容でした。
男子ダブルスは川邊悠陽選手/松川健大選手が国内大会初優勝
- 男子D準決勝:川邊悠陽選手/松川健大選手(日立情報通信エンジニアリング) ○ 15-9、8-15、15-10(目崎駿太郎選手/奥優汰選手/トナミ運輸)
- 男子D準決勝:武井優太選手/中静悠斗選手(NTT東日本) ○ 15-13、15-12(後藤拓人選手/吉田翼選手/トナミ運輸)
- 男子D決勝:川邊悠陽選手/松川健大選手 ○ 15-11、15-9(武井優太選手/中静悠斗選手=第2ゲームは5-9から10連続得点)
U24日本代表の川邊悠陽選手/松川健大選手が、国内大会で初めてのタイトルを獲得しました。準決勝は目崎駿太郎選手/奥優汰選手とのU24対決をフルゲームで制し、決勝の第2ゲームは5-9とリードされたところから10連続得点で一気にひっくり返しています。川邊選手は「シンプルに1点ずつ追いかけて、ミスをしないようにこだわった」と振り返り、「国内で勝ててすごく自信になる」と手応えを口にしました。
敗れた中静悠斗選手は、混合ダブルスで優勝しながら男子ダブルスは準優勝。「混合ダブルスで優勝できてうれしいですけど、男子ダブルスも優勝したかった」と、二冠に届かなかった悔しさをのぞかせました。ダブルスの前後の入れ替わりが速い展開についていくラケット選びは、ナノフレア現行ラインナップの比較記事でも整理しているので、参考にしてみてください。
第69回全日本社会人バドミントン選手権大会 優勝者一覧
- 男子シングルス:秦野陸選手(トナミ運輸)=初優勝
- 女子シングルス:髙橋明日香選手(ヨネックス)=4年ぶり2度目
- 男子ダブルス:川邊悠陽選手/松川健大選手(日立情報通信エンジニアリング)=国内大会初優勝
- 女子ダブルス:鈴木陽向選手/山北奈緒選手(NTT東日本)=初優勝
- 混合ダブルス:中静悠斗選手/山北眞緒選手(NTT東日本)=初優勝
今大会から採り入れられた3ゲーム×15点制(最長21点)は、最終日も決勝3種目がファイナルゲームにもつれる展開になりました。山北奈緒選手が「21点よりも逆転しやすい」と話していたとおり、リードしていても一瞬で追いつかれる緊張感が最後まで続いた6日間だったと思います。
秋は大会と練習が重なってシャトルの消費が一気に増える時期です。チームでまとめ買いをする前にシャトル価格比較ツールで今の最安値を確認しておくと、同じ予算で買える本数がけっこう変わってきます。
国内の大きな大会がひと区切りついて、次の舞台は第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)です。バドミントンは9月20日(日)から24日(木)に団体戦、25日(金)から29日(火)に個人戦が一宮市総合体育館で行われます。日本開催とあって、会場に足を運ぶ予定の人も多そうです。
バドミントン トピックまとめ(9/9)
- 全日本社会人が閉幕。男子シングルスは秦野陸選手が決勝で武井凛生選手を9-15、15-7、15-12と逆転して初優勝、女子シングルスは髙橋明日香選手が砂川温香選手を9-15、17-15、15-7で下し4年ぶり2度目の栄冠をつかみました。
- 姉の山北奈緒選手が鈴木陽向選手と女子ダブルスを、妹の山北眞緒選手が中静悠斗選手と混合ダブルスを制し、姉妹そろって優勝。中静選手は男子ダブルスでは準優勝で、二冠にはあと一歩届きませんでした。
- 男子ダブルスはU24日本代表の川邊悠陽選手/松川健大選手が、決勝の第2ゲームで5-9から10連続得点を奪う逆転で国内大会初優勝。女子ダブルス決勝も最終ゲーム16-14と、15点制らしい接戦が続きました。
- 国内の主要大会はここでひと区切り。次の大きな舞台は9月20日開幕の第20回アジア競技大会(一宮市総合体育館)で、20日から団体戦、25日から個人戦が行われます。
参考ソース(情報元)
- 第69回全日本社会人バドミントン選手権大会 結果速報
- バドスピ|秦野陸が社会人タイトル初制覇!武井凜生との接戦を制す!<男子シングルス/最終日結果>
- バドスピ|髙橋明日香が4年ぶり2度目の栄冠!<女子シングルス/最終日結果>
- バドスピ|U24日本代表の川邊悠陽&松川健大が、国内大会初優勝!<男子ダブルス/最終日結果>
- バドスピ|第2シードの鈴木陽向&山北奈緖が準決勝、決勝の接戦を制して安堵の初優勝!<女子ダブルス/最終日結果>
- バドスピ|中静悠斗&山北眞緒が滝口友士&松友美佐紀に逆転勝利で初栄冠!<混合ダブルス>
- 前日のバドミントン情報|全日本社会人準々決勝 桃田賢斗が6回戦棄権、トナミ運輸が男子S4強に3人
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