【2026年9月13日】バドミントン情報|アジア大会日本代表が公開練習、ベトナムOPは古賀穂を破ったアイディルが初優勝
2026年9月13日(日)のバドミントン情報です。この記事はバドミントンの試合結果や話題を毎日更新でお届けしています。開幕まで1週間となったアジア競技大会に向けて、日本選手団が東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでメディア向けの公開練習を行い、奈良岡功大選手や保木卓朗選手らが本番への意気込みを語りました。ベトナムオープン2026は最終日を迎え、準決勝で古賀穂選手を破ったマレーシアのショレ・アイディル選手がそのまま初優勝。この2つの話題を中心にまとめます。
アジア大会日本代表が公開練習|奈良岡功大「団体戦に出るならトップシングルスで勢いを」
9月20日(日)に開幕する愛知・名古屋アジア大会のバドミントン競技に向けて、日本選手団が東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでメディア向けの公開練習を行いました。練習後には出場予定の選手が囲み取材に応じ、その内容をバドスピ(バドミントン・マガジン)が9月13日に3本の記事で掲載しています。ナショナル合宿から続く調整の様子や、ケガから戻ってきた選手の現在地がわかる内容だったので、種目ごとにポイントを整理します。
男子シングルス:奈良岡功大選手・渡邉航貴選手
- 奈良岡功大選手(NTT東日本):コンディションは「悪くないと思います」。団体戦は「出るなら、トップシングルスになると思う。そこで勢いを持ってこられるようにしたい」
- 個人戦は前回大会の銅メダルに続く表彰台が目標。ただ「アジア大会はそんな簡単にメダルが取れるわけではない」として、「目の前の試合を一戦一戦頑張りたい」と話しています
- 渡邉航貴選手(BIPROGY):今回は団体戦での出場。「どの順番に出ても、必ず1勝をあげてチームに貢献したい」。試合以外でもチームの雰囲気づくりを担うと語りました
奈良岡選手は8月の世界選手権で初めて決勝まで勝ち上がって銀メダル。「今も感覚はいいので、いい流れができている」というコメントどおり、前回大会で団体戦の出場試合数を絞っていたのとは違い、今回はチームの先陣を切る役割まで引き受ける構えです。渡邉選手はジャパンオープン準優勝の経験を「応援を力に変える力が自分にはある」と自信に変えていて、自国開催の団体戦で頼もしい存在になりそうです。
男子ダブルス:保木卓朗/小林優吾(ケガから復帰、団体戦のペアリングは未定)
- 保木卓朗選手(トナミ運輸):「自国開催ですし、個人としてメダルを取ったことがない大会。そこが一番の目標」
- 小林優吾選手(トナミ運輸)は世界選手権の合宿中にケガ。その後2人で出た大会は途中棄権した中国マスターズだけで、保木選手は「その棄権は今回のアジア大会に出るための対応だった」と説明しています
- 団体戦は「どういうペアリングをしてもいい」ため、保木/小林の組み合わせで出るかは「まだわからない状況」。それでも「どのペアリングでも高いレベルで戦える」と話しました
小林選手はケガをきっかけに練習の組み立てを見直し、「練習時間を短くして、集中する時間を大事にする」やり方に切り替えたそうです。本人が「コンディションは抜群ではない」と言うとおり万全ではないものの、保木選手は「本番までもう少しコンディションを上げていけば、自分たちの目標が達成できる」と前向き。今大会が本格的な復帰戦になるので、団体戦でどの組み合わせが出てくるかも注目ポイントになります。
混合ダブルス・女子ダブルス:渡辺勇大/田口真彩、福島由紀/松本麻佑、中西貴映/岩永鈴
- 渡辺勇大選手/田口真彩選手(ACT SAIKYO):渡辺選手は3回目のアジア大会ですが、田口選手と組んで出るのは初めて。「僕らからすれば全員格上。一戦一戦の積み重ねによって、メダルが見えてくる」
- 田口真彩選手は初のアジア大会で「初めてだからこそ、アジア大会という舞台を楽しみたい。目標は優勝」。ケガもなく良い状態で練習できているとのこと
- 福島由紀選手(岐阜Bluvic)/松本麻佑選手(ほねごり相模原):福島選手は世界選手権と中国マスターズを棄権していて、現在は「7〜8割ぐらいに回復」。松本選手にとっては初のアジア大会
- 中西貴映選手/岩永鈴選手(BIPROGY):岩永選手は世界選手権のときのねんざから回復し、2人ともケガのない状態。中西選手は「日本開催。お客さんの力を借りて、(苦しい状況を)抜け出せるきっかけにしたい」
中西選手が「団体戦は、いつもと違って日本代表ではないメンバーと一緒に戦える。特に奥原(希望)さんはたくさんの経験があるので学ぶ機会にしたい」と話していたのも印象的でした。団体戦は代表候補20名の総力戦になるので、個人種目とはまた違う組み合わせが見られそうです。日程・会場・代表メンバー・チケットや放送の情報はアジア競技大会2026 バドミントンのまとめ記事にまとめてあり、開幕後は日本勢の結果をそこで毎日更新していきます。
ベトナムオープン2026 最終日|古賀穂を破ったアイディルがワールドツアー初優勝
ホーチミンで行われていたYONEX SUNRISEベトナムオープン2026(Super100)は9月13日(日)に5種目の決勝が行われ、閉幕しました。日本勢は前日の準決勝で古賀穂選手(AC長野パルセイロBC)が敗れて全員が姿を消していますが、その古賀選手を逆転で破ったマレーシアのショレ・アイディル選手が決勝でも第1シードを下し、ワールドツアーで初めてのタイトルを手にしました。
決勝の結果(5種目)
- 男子S:ショレ・アイディル選手(マレーシア) ○ 21-16、21-14(ジェイソン・テー選手/シンガポール=第1シード)
- 女子S:サルンラク・ビティッサーン選手(タイ) ○ 21-8、21-15(イシャラニ・バルア選手/インド=第3シード)
- 男子D:チェン・ジーレイ/リン・ユーチェ組(台湾=第1シード) ○ 21-14、21-12(テリー・ヒー/ハウィン・ウォン組/シンガポール)
- 女子D:キム・ユジョン/イ・ユリム組(韓国=第1シード) ○ 21-17、10-21、21-14(リウ・ジアユエ/ワン・ズーモン組/中国=第5シード)
- 混合D:マー・シーシャン/チン・フイジー組(中国) ○ 20-22、21-18、21-19(プワナット・ホーバンルキット/フンファー・コープタマキット組/タイ=第7シード、フルゲームの逆転)
アイディル選手は世界ランキング91位で、決勝の相手ジェイソン・テー選手は33位。マレーシアの報道によると、マレーシア勢が男子シングルスでワールドツアーのタイトルを獲るのは2024年6月のリー・ズージア選手以来だそうです。準決勝で古賀選手が第1ゲームを21-14で先取していたことを考えると、あの試合を取り切っていれば決勝の顔ぶれが変わっていたかもしれません。古賀選手にとっては悔しさの残る大会になりましたが、Super100のベスト4はランキングポイントの面でも十分な収穫だと思います。
来週の予定|9月19日から全日本ジュニアとアジア大会が同時スタート
来週はいよいよ国内の大きな大会が重なります。9月19日(土)にアジア競技大会が開幕し、バドミントンは20日(日)から24日(木)まで男女の団体種目、25日(金)から29日(火)まで個人5種目という流れです。同じ19日からは群馬県の前橋市・伊勢崎市で全日本ジュニアバドミントン選手権大会(〜23日)が始まり、石川県白山市では日本スポーツマスターズ2026のバドミントン競技(19〜21日)も行われます。トップ選手からジュニア、シニア世代まで、日本中でバドミントンが動く1週間になりそうです。
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バドミントン トピックまとめ(9/13)
- アジア大会の日本選手団が味の素ナショナルトレーニングセンター(東京)で公開練習。奈良岡功大選手は「団体戦に出るならトップシングルスで勢いを持ってこられるように」、渡邉航貴選手は「どの順番でも必ず1勝」と意気込みを語りました。
- ケガで世界選手権を欠場した小林優吾選手は保木卓朗選手とアジア大会で本格復帰へ。団体戦のペアリングは未定。福島由紀選手は7〜8割まで回復、渡辺勇大/田口真彩組は初めて組んで臨む大会で「一戦一戦の積み重ねでメダルが見えてくる」と話しています。
- ベトナムオープン2026(Super100)は閉幕。準決勝で古賀穂選手を破ったショレ・アイディル選手(マレーシア)が決勝でも第1シードのジェイソン・テー選手(シンガポール)を21-16、21-14で下し、ワールドツアー初優勝を飾りました。
- 9月19日(土)からアジア競技大会(バドミントンは20日〜29日)、全日本ジュニア(群馬・〜23日)、日本スポーツマスターズ(石川・白山、〜21日)が同時に始まります。
参考ソース(情報元)
- バドスピ|【愛知・名古屋アジア大会】「トップシングルスに出たなら、チームに勢いを持ってこられるようにしたい」(奈良岡功大)<選手コメント-1>
- バドスピ|【愛知・名古屋アジア大会】「一戦一戦の積み重ねによってメダルが見えてくる」(渡辺勇大)<選手コメント-2>
- バドスピ|【愛知・名古屋アジア大会】「本番までにもう少しコンディションを上げていけば、目標は達成できると思う」(保木卓朗)<選手コメント-3>
- BWFワールドツアー公式|YONEX SUNRISE Vietnam Open 2026 決勝結果
- Free Malaysia Today|Aidil clinches first World Tour title
- 日本バドミントン協会|2026年9月 大会一覧
- 前日のバドミントン情報|ベトナムオープンで古賀穂がベスト4、準決勝は第1ゲーム先取から逆転負け
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